アラートが発生した際の対応方法について
管理画面上のアラートは前月度開始日以降が表示されます。
前月度開始日以前のアラートは「アラート一覧」やホームの「アラート件数」にて月度が変わった段階で非表示となります。
アラートは「確認し、修正する可能性がある箇所の注意喚起」です。実績修正が可能な範囲でアラートを確認・解除することにより、望ましい出勤簿の作成が行えます。
アラート対応方法
アラートが発生した際の対応方法は以下の順に行うとスムーズに解除できます。
【1】実績修正を行う
【2】締め/確定を行う
【3】アラート一覧から削除する
【4】月次アラートの確認
「打刻忘れ」や「欠勤疑い」のアラートは実績に空白欄が生じているために発生しています。
そのため、アラート発生時には従業員はまずは申請や修正から行う必要があります。
管理者はまずは申請の承認から行う必要があります。
上記では退勤打刻を忘れたために、「打刻忘れ」「休憩過小/超過」のアラートが発生しています。
この状態では労働時間、休憩時間も集計ができません。
こういったアラートに対しては、「実績を修正する」必要があります。
従業員は速やかに実績修正の申請・修正を行ってください。
管理者はアラート一覧画面から申請の確認、承認も行えます。
まずは申請承認を終えた後に残ったアラートを確認するとスムーズに問題点が確認できます。
「遅刻」「早退」のアラートは勤務処理に遅刻や早退が残った状態でも申請承認、あるいは修正で解除されます。
また、「早すぎる出勤」「遅すぎる退勤」のアラートは申請承認の際にアラートの削除を行うか選択ができます。
「出勤/退勤打刻乖離」や「休憩過小/超過」のように「確認が必要だが必ずしも実績修正が必要とは限らない」アラートに対しては締め/確定にて解除が行えます。
上記のようなアラートは実績の出勤時刻や退勤時刻を変更することでも解除できますが、「締め/確定」でも解除することが可能です。
締めや確定をすることにより「休憩が多い/少ないことを管理者が確認した」と認識し、アラートは解除されます。
「早すぎる出勤」「遅すぎる退勤」のアラートは設定により「アラートが削除されていない場合には締め/確定できない」設定が行えます。
エラーが発生した際には、【1】の申請承認後に締め/確定を行うようにしてください。
アラートは一覧から削除することが可能です。※タイムレコーダープランはアラート削除が行えません。
ただし、画面上からアラート「表示」を削除しているだけで、アラート状態が解除されるわけではありません。
「削除」はアラート一覧の表示のみの削除となり、一覧からアラートがなくなっても修正が必要な実績の日に関しては、「締め」「確定」が行えません。
また「早すぎる出勤」「遅すぎる退勤」のアラートは設定により「従業員による理由の記載がないとアラートが削除できない」設定が行えます。
エラーが発生した際には、【1】の申請承認後をまずは行ってください。
月度単位のアラートは実績が閾値を下回る以外の方法では解除できません。
月度単位のアラートは日単位のアラートと同様に、前月度開始日以降が表示されており、前月度および当月度がカウントされています。そのため件数は2ヶ月度分が含まれます。
また、月度のアラートのため日単位で表示するアラート一覧画面には表示されていません。アラート一覧からの「削除」「締め/確定による解除」も行えません。
月度単位のアラートは実績の修正により設定された閾値を下回った場合のみ、解除されます。
「残業時間閾値超え」「見込み時間外閾値超え 」アラートは設定された閾値を超えた際にアラート対象となります。
確認方法は確認修正>月次勤務データ一覧を開き、前月度、当月度において「月間残業時間」「普通労働者見込時間外」または「フレックス見込時間外」を降順でフィルタし、閾値を超えている該当者をチェックします。
いずれも設定された閾値を下回った場合、アラートは解除されます。
上記のように退勤打刻忘れによって労働時間が多く計上され、結果残業時間閾値超えとなる場合もありますので、該当者チェック後は出勤簿にて打刻忘れなどがないかを確認してください。