ユーザ設定休暇の時間利用について
ユーザ設定休暇を時間単位で取得することができます。
年次有給休暇の時間利用については以下リンクをご確認ください。
・代替休暇(代休)は時間利用することができません。
MENU
【1】時間利用の定義
【2】時間利用の設定
【3】時間利用の取得方法
∟(1)時間量を指定した利用方法
∟(2)時間枠を指定した中抜け時間利用
【4】時間利用時の注意点
日単位のみの残日数の状態から時間利用を行うと、日単位の休暇を所定労働時間(フレックスは「時間単位休暇に用いる1日の所定労働時間」、1年単位/1ヶ月単位の変形労働時間は「予定が空の場合に用いる所定労働時間」)を基準として切り崩しが行われます。
切り崩された時間単位休暇は日単位には戻せません。
また、時間単位休暇は基本的には遅刻早退回避、または中抜けでの外出のために利用される都合上、時間単位休暇を全休のように利用することはできません。必ず実績入力が必要になります。
休暇/休業/休職>「休暇設定」にて、時間単位休暇を「利用する」に設定します。
時間利用についての設定画面が表示されるので、設定を行ってください。
■午前時間休、午後時間休利用
午前(出勤時刻)/午後(退勤時刻)からの時間利用として時間量を指定して利用が可能となります。
■時刻指定での時間休利用
時間枠を指定して中抜けの利用が可能となります。
休暇付与画面からの付与
設定した休暇を休暇付与画面から付与する際に、時間単位で付与することも可能です。
休暇の時間利用の際には、以下の2つのパターンで時間単位で取得することができます。
・時間量での午前午後指定での利用
・時間枠での中抜け利用
時間量を指定した時間利用は、出勤時刻から遡って利用する場合には「午前時間休暇略称」退勤打刻以降に利用する場合には「午後時間休暇略称」を選択します。
時間量での時間利用に関しては、出退勤時刻から遡るため、基本的には「遅刻早退回避」の利用となります。そのため、「当日の予定時間を超える時間休の取得」はエラーとなります。
また、予定時間が設定されていない場合には、「所定労働時間(フレックスの場合には標準労働時間)」を超える時間休の取得はエラーとなります。
時間枠を指定した時間利用は、「年休(時間指定)」を選択し、時間枠を入力して取得します。
指定された時間は実働時間から除外され、年休取得時間となります。
時間枠での時間利用に関しては中抜けの利用を基本としています。そのため、実績出退勤時刻や休憩時刻、私用外出時刻との重複はエラーとなります。
・エラーは実績手動入力の際に発生します。予定出退勤時刻や予定休憩時刻との時刻指定重複、および打刻による実績反映の際の重複にはエラーが発生しません。
指定する時間枠は必ず時間単位となるように入力が必要となります。
・時間利用の際の換算時間、休暇みなし出退勤時刻などは全休/半休同様に、個別就業設定の「休暇時の労働時間」にて定義されます。
・所定労働時間に「分」の端数がある場合には、時間利用時には「切り上げ」が行われます。
(例)所定労働時間が7:30 ⇒ 1日からの切り崩しは8時間となるため、1時間の時間利用があった場合、残時間は7時間と表示される。