A:こちらは個別就業設定、または就業条件設定(就業マスター)の反映日を(設定当日から)過去日に遡って設定される場合に表示される選択肢となります。
AKASHIでは、個別就業設定、就業マスターを基に実績の集計(計算)を退勤打刻後、または日付変更時刻のタイミングで行っています。これらの設定において「過去日を反映日」とした際に反映日から設定した日までの勤務実績の再集計(計算)の動作に対し、選択ができるようになっています。
以下にそれぞれの場合の動作と出勤簿実績への影響を説明します。
入力済みの実績を基に実績(出勤/退勤/休憩)を上書きして再集計する(デフォルト選択)
出退勤の丸め時刻の変更や自動での規定休憩再計算などを過去日を反映日として、申請等の手修正した最後の実績を基に再集計(再計算)を行います。
※手入力の実績をすべて残して再計算するのではなく、入力された実績を基に再計算がかかります。
上記の例では該当する就業マスターにて、月度開始日(2/1)を反映日として出退勤時刻の丸め、日単位集計時刻を15分に修正しました。
この時に「現在の実績を基に実績(出勤/退勤/休憩)を上書きして再集計する」(デフォルト選択)を選択すると、申請や修正にて適用されていた実績時刻は変更せず、再集計(再計算)が行われます。
打刻を基に実績(出勤/退勤/休憩)を上書きして再集計する
出退勤の丸め時刻の変更や自動での規定休憩再計算などを過去日を反映日として、打刻時刻を基に再集計(再計算)を行います。
※修正された出退勤の時刻はクリアされ、元には戻せませんので、ご注意ください。
勤務実績を再集計しない
過去日を反映日とした場合でも、その日から設定は反映しますが、実績の再集計は行われません。
当日を反映日とした個別就業設定の変更や、締め日の変更など「遡って設定変更を行いたいが、実績の再集計(再計算)は必要がない/したくない」場合に選択してください。