申請制残業について 
申請制残業は上長の承認を貰って残業を可能にするため、残業時間の適切な管理が行えます。
承認がない場合には予定出退勤時刻（フレックスの場合はフレキシブルタイム）に丸めます。
申請制残業の設定
設定＞就業条件内「就業条件設定」の「個別就業」より従業員ごとに設定が可能です。
残業時間丸め(申請制残業の設定)にて
出勤予定時刻以前の勤務（早出残業、または前残業）に対して制限をかけたい場合は、
予定出勤時刻前の出勤を予定時刻に丸める「ON」とします。
退勤予定時刻以降の勤務（後残業）に対して制限をかけたい場合は、
予定退勤時刻後の退勤を予定時刻に丸める「ON」とします。
申請制残業の動作
申請制残業ON 申請なしの場合
予定出退勤時刻を枠として、実績出勤時刻/実績退勤時刻をそれぞれ予定出退勤時刻に丸めます。
申請制残業ON 申請承認ありの場合
早出（開始）/残業（終了）を申請し承認された場合には、丸まる対象が早出（開始）/残業（終了）となります。また、予定出退勤時刻と早出（開始）/残業（終了）の間の労働時間は「承認済みの残業時間」として計上されます。
申請制残業OFFの場合
申請制残業設定をOFFとした場合には、予定時間に対する丸めは行われません。
この場合、予定出退勤時刻と実績出退勤時刻との間の労働時間は「無断の残業時間」として計上されます。
申請制残業OFF 申請承認ありの場合
申請制残業設定をOFFとした場合でも、残業申請自体は可能です。ただし、予定時間に対する丸めは行われません。
この場合、予定出退勤時刻と早出（開始）/残業（終了）の間の労働時間は「承認済みの残業時間」として計上され、早出（開始）/残業（終了）と実績出退勤時刻との間の労働時間は「無断の残業時間」として計上されます。
・申請制残業の動作は打刻のみが対象となります。実績出退勤時刻を手動で入力する場合にはこの動作は行われません。
・管理監督者/裁量労働制には申請制残業の丸め設定はありません。
申請方法
マイページの申請より「早出（開始）」「残業（終了）」にそれぞれ早出残業開始時刻、後残業終了時刻を入力します。
注意点
事前に残業申請をあげていたとしても、当日の退勤打刻が行われ、実績集計が行われる時点で承認が行われていない場合には残業丸めが行われます。
事後承認となった場合は承認後、管理者権限で実績時刻を承認した残業時間に合わせて修正する、または申請者にて実績時刻を修正して再度申請を行ってください。
申請制残業時間の集計方法について
承認済みの残業時間と無断の残業時間をそれぞれ以下項目で出力することが可能です。
・承認済前残業時間
・承認済後残業時間
・無断前残業時間
・無断後残業時間
・集計項目の「無断～」や「承認済～」がよく分かりません。
・AKASHIでエクスポートできるデータの項目や書式を教えてください