退職設定について
該当従業員に退職日を設定することで退職日の翌日に退職処理が行われます。
退職処理が行われても、在職期間中の出勤簿の閲覧やデータの出力は可能です。
退職日が過ぎた段階で該当従業員はログインが行えないようになります。
従業員設定にある「削除」は退職処理ではなく、テストデータを削除する際に使用してください。
退職設定方法
退職処理後は休暇付与が行えません。退職処理前に以下の点を確認してください。
退職設定前チェックポイント
☑ 退職日以降は休暇付与が行えないので、退職日までに休暇を取得する場合には先に休暇付与を行う。
☑ 退職日以降の日付は出勤簿が非表示になるので、退職日以降に休暇取得予定があった場合には解除する。
設定>従業員設定の「変更」ボタンより退職日を入力します。
退職予定の従業員の「変更」ボタン>基本情報タブにある「退職日」に退職日付を入力し、確定します。
以下注意が表示されるので確認し、「確定」をクリックします。
退職処理後の表示
「退職日」に入力された日付で出勤簿が終了します。
退職日が月度途中の日付だった場合、退職日までの表示となり、退職日以降の日付は非表示となります。
退職日翌日以降、退職者はAKASHIへのログインが不可となります。打刻や出勤簿の閲覧、申請も行えません。
※前月度開始日~退職日までの実績は管理者にて修正可能です。
過去日での退職設定
「退職日」以降は修正が行えなくなるため、一度設定すると退職日の修正ができません。
また、以下の点を確認後に退職処理を行ってください。
過去日での退職設定前チェックポイント
☑ 退職日以降は休暇付与が行えないので、退職日までに休暇を取得する場合には先に休暇付与を行う。
☑ 退職日以降の日付は出勤簿が非表示になるので、退職日以降に休暇取得予定があった場合には解除する。
☑ 退職日~退職設定日まで実績時刻が入力されていると退職処理が行えない。また、退職日以降の日付は締め/確定が行えなくなる。月度途中の場合には特に退職日~月度末日までを休日にしておく。
退職日の取り消し
退職日が未来日の場合、あるいは退職処理を行った日から2ヶ月の間は退職日の取り消しが行えます。
設定>従業員設定にて「在職▼」を「退職▼」に切り替え該当従業員の「変更」ボタンより退職日を削除します。
退職日取り消し可能期間の場合、退職日が変更できるようになります。期間を過ぎた場合には退職日がグレーアウトし、退職日の取り消しが行えません。
退職を取り消した場合、該当従業員は「在職」に戻ります。所属組織や雇用区分、就業マスター、個別就業設定は退職時点の設定を引き継ぎます。
ただし、退職日から退職を取り消した日までの実績の計算は行われません。実績は手動で入力を行ってください。
退職処理についてよくある質問
Q1: 既に退職処理を行ったのに管理者側での出勤簿画面に名前が表示されるのはなぜですか?
A1: 退職処理後2ケ月間(※退職日月度の次々月度まで)は管理者権限での出勤簿には名前が表示される仕様です。
※例:退職日「06/30」
■締日「末日」
退職日月度は「6月度」となり、次々月度である「8月度(月度終了日08/31)」まで表示
■締日「20日」当月度「月度終了日の月」
退職日月度は「7月度」となり、次々月度である「9月度(月度終了日09/20)」まで表示
Q2: 退職日に過去日が入力できません。
例:2019年8月度時点
A2: 前月度以前の勤務実績に関する操作は行えないため、退職日欄に「過去日入力(過去日退職)」が行える日付は最大で前月度開始日までとなります。
また、退職日翌日~操作日までの間に実績時刻が入力された日があるとエラーが発生します。退職日翌日~操作日までを休日に修正したのちに退職処理を行ってください。
※退職日欄に過去日を入力する場合、確定された時点で退職処理が行われますのでご注意ください。
Q3: 退職した従業員の従業員情報はどこで確認したらいいのでしょうか?
A3: 退職処理後の従業員情報の確認は従業員設定画面にて「在職▼」のプルダウンより「退職▼」を選択し、表示を切り替えて行うようになります。
Q4: 退職した従業員の勤怠データがエクスポートされないのですが?
A4:「在職区分▼」より「退職」にチェックを入れ、エクスポートしてください。
・エクスポート画面での「在職/退職区分」はエクスポート対象期間(月度など)時点ではなく、エクスポート操作を行う時点です。