A:AKASHIでは年次有給休暇(年休)は「自動付与」と「手動付与」での設定が可能です。
自動付与は「就業マスター」にて、設定日から未来に付与される年休として設定します。
手動付与は「休暇付与」にて、年次有給休暇の残数を設定します。
具体的な設定の例は以下となります。
自動付与と手動付与の設定例
株式会社明石では年次有給休暇は以下のルールで付与されます。
【例 株式会社明石の年休付与ルール】 |
以下では先月入社したAさんと、勤続年数10年のBさんについてそれぞれの付与方法を説明します。
Aさんは先月入社しているので、5ヶ月後に初回の年休付与がされます。
AKASHIの年休自動付与は付与日の前日までに就業マスターと従業員設定で設定が行われていれば、付与が行えます。
※付与日が未来日でないと自動付与の動作は行われません。
自動付与設定はこちらを参考に行ってください。
Aさんは先月入社なので前年度の年休残数はありません。
Bさんは勤続10年のため、毎年の付与日数は株式会社明石の上限日数である20日となります。
Bさんの入社日は2008年4月1日です。従って、次の付与日は2018年10月1日となります。
AKASHIの年休自動付与は付与日(上記の例では2018年10月1日)の前日までに就業マスターと従業員設定で設定が行われていれば、付与が行えます。
自動付与設定はこちらを参考に行ってください。
次に手動付与です。Bさんには以下のように22日分の年休が残っていました。
(1)2016年度付与(2016/10/1~2018/9/30までが有効期限)・・・2日
(2)2017年度付与(2017/10/1~2019/9/30までが有効期限)・・・20日
手動付与をするにあたっては有効期限(消滅期限)ごとに分けて設定することが必要です。
手動付与は設定>休暇付与にて行います。休暇付与はこちらもご確認ください。
(1)2016年度付与分(残数2日)
付与日は遡れる限度が前月度の初日となります。
また、有効期限終了を空欄とすると、消滅することがない年休となりますので注意が必要です。
(2)2017年度付与分(残数20日)
同じく付与日は前月度の初日からとします。
また、有効期限終了を空欄とすると、消滅することがない年休となりますので注意が必要です。
インポートで付与する場合にも有効期限(消滅期限)ごとに2行としてインポートを行います。
付与を行った後に「履歴」を確認すると、残数分は下記のように表示されます。
・自動付与は「付与日前に設定が完了していた場合」に自動付与が行われる。
・年休残数がある場合には、手動で「有効期限(消滅期限)ごと」に付与を行う。