1年単位の変形労働制について
1年単位の変形労働時間制は、1ヶ月を超え1年以内の期間を平均した際に「1週間当たりの労働時間が40時間を超えないこと」を条件として、業務の繁閑に応じ労働時間を配分することを認める制度です。
※労使協定の締結が必要になります。詳しくは企業の担当社労士に相談してください。
変形労働制に関しては、以下ページも参照してください。
1年単位の変形労働制テンプレート 各項目について
■労働区分
プルダウンより「1年単位の変形労働時間」を選択します。
■適用する1年変形の協定設定
適用する1年変形協定設定を選択します。
※1年変形協定設定が作成されていない場合表示されません。
LINK 変形労働制 【3】1年変形労働制
■週の開始曜日
週の開始曜日を選択します。
「変形期間の開始に合わせる」を選択すると、週開始曜日が月度初日の曜日となります。
「就業マスターに合わせる」を選択すると、週開始曜日が就業マスターの曜日となります。
■予定時刻設定
一週間の予定を作成します。
■年休の付与に用いる週の労働日日数
年休自動付与(比例付与)に用いる週の労働日数の設定を行います。
・比例付与ではない場合、この設定は無効となります。
・「予定時刻設定の労働日数を用いる」とし、シフト設定方法を「毎月シフトを個別設定する」とした場合、週の労働日数は5日固定となります。
■シフト設定方法
シフト設定方法を選択します。
「毎月シフトを個別設定する」を選択すると、曜日毎の設定画面が表示されないようになります。
「曜日毎に勤務時間を設定する」を選択すると、予定時刻設定が表示されます。
■予定時刻設定
「曜日毎に勤務時間を設定する」とした時に表示設定可能となります。
① 所定休日、法定休日の曜日にチェックを入れます。
② 所定の出勤時刻、退勤時刻を入力します。
※所定休日、法定休日を指定した曜日には入力できません。
③休憩開始、終了時刻を入力します。
※休憩時刻を複数設定したい場合は、追加ボタンをクリックすると、休憩時刻入力欄が追加されます。
削除ボタンを押すと、入力した休憩時刻の値が消去されます。
※設定する時刻が各曜日同じ場合は、「複製」ボタンを利用すると入力する手間が省けるので便利です。
■規定休憩
規定休憩の設定についてプルダウンから選択します。
「従業員は表示のみ」または「従業員も修正可」を選択すると、労働時間に合わせた休憩時間を設定できます。また、規定休憩の計算時に私用外出を実績休憩時間と同様にみなす設定のON/OFFも設定します。
LINK 規定休憩設定
LINK 規定休憩の設定ごとの控除時間パターン例
LINK 規定休憩の自動計算について
■時間帯別集計項目
プレミアムプランのみの機能となります。詳しくは以下を確認してください。
LINK 時間帯別集計
■翌日の予定時刻を超えた退勤打刻の扱い
「翌日の退勤打刻として扱う」とした場合、日を跨いだ退勤打刻が翌日の予定出勤時刻より後の場合、翌日の退勤実績として反映します。
LINK 打刻の実績への反映について
■休暇時の労働時間
有給休暇取得時のみなし労働時間の扱いについて、プルダウンから選択します。また、半休取得時の労働時間を指定します。
※「換算時間に合わせる」を選択すると、下記の表示に変わります。
LINK 休暇の みなし労働時間について
■事業場外(直行/直帰/出張)の労働時間
事業場外(直行/直帰/出張)の労働時間の扱いについて、プルダウンから選択します。
※「換算時間に合わせる」を選択すると、下記の表示に変わります。半日と全日の時間をそれぞれ設定します。
LINK 直行/直帰の設定・動作について
LINK 出張の設定方法を教えてください
■遅刻・早退時間集計
遅刻・早退時間集計のON/OFFを選択します。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、打刻による勤務処理への「遅刻」「早退」入力が行われないようになります。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、遅刻・早退・電車遅延に関する集計項目に算出されないようになります。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、申請や修正の際、予定時間との差異があった場合でも勤務処理に「遅刻」「早退」の入力が不要となります。
■代休取得時の控除時間上限(取得代休発生日実働時間の最大値)
代休取得時の控除時間の上限を設定します。
※就業マスター「代休管理機能」の「発生日選択機能」を「利用する」とした場合に有効になります。
LINK 代休取得時の控除時間上限はどのような設定でどう利用するのでしょうか?
■予定が空の場合に用いる所定労働時間
予定時間が設定されていなかった際の日の所定労働時間を設定します。
■残業時間
残業時間丸めのON/OFFを選択します。ONにすると、予定出退勤時刻に丸め処理されます。
LINK 申請制残業の設定・動作について
■固定残業時間
固定残業時間のON/OFFを選択します。ONにする場合は、月間固定残業時間を設定します。
※固定残業時間を設定すると、月次集計の際に「固定残業超過時間」にて超過時間が集計できるようになります。
■従業員入力可否設定
従業員入力可否設定を設定します。
・「午前半休+午後半休」は午前半休+午後時間利用など時間利用にも制御が適用されます。
・「見込勤務」は入力可/入力不可/非表示から選択可能です。非表示とした場合には、項目自体が表示されないようになります。
■シフト作成時のアラート表示
プレミアムプランのみの機能となります。利用しない場合には設定の必要はありません。
詳しくは以下を確認してください。
LINK シフト設定
LINK シフト画面のアラートと実績のアラートについて
■工数管理の設定
プレミアムプランのみの機能となります。利用しない場合には設定の必要はありません。
詳しくは以下を確認してください。