アラートの種類と発生条件について
アラートは管理者、従業員に「勤怠実績で確認してほしいこと」があった際に通知します。
この「確認してほしいこと」は4種類あります。
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【A】勤務実績の作成ができない状態のアラート
∟【A-1】打刻忘れ
∟【A-2】無断欠勤
∟【A-3】無断出勤(休日)
【B】勤務状態を確認するアラート
∟【B-1】休憩過小/超過
∟【B-2】早すぎる出勤
∟【B-3】遅すぎる退勤
∟【B-4】無断出勤(休暇)
∟【B-5】遅刻
∟【B-6】早退
∟【B-7】深夜労働(プレミアムプランのみ)
【C】月度に対するアラート
∟【C-1】残業時間閾値超え
∟【C-2】見込み時間閾値超え
【D】その他のアラート
∟【D-1】週の実働時間閾値超え(プレミアムプランのみ)
∟【D-1】勤務間インターバル未満(プレミアムプランのみ)
∟【D-1】工数未入力(プレミアムプランのみ)
【A】勤務実績の作成ができない状態のアラート
退勤打刻を忘れた場合などの勤務実績が作成できず、労働時間が算出できない種類のアラートです。
この状態では実績の「締め/確定」は行えなくなり、実績修正が行われるまではアラートは「解除」されません。
アラート種別:Aが発生した場合、従業員マイページの該当日にベルマークが表示され、従業員側でもアラート発生日が確認できます。
出勤/退勤、休憩入り/休憩戻り のように対となる打刻のどちらかの時刻が存在しない場合に発生する。
同日に上記二つの打刻忘れがあった場合には、一つの打刻忘れとしてまとめられる。
実績に対となる時刻を入力いただくことで解除される。
◆退勤打刻忘れの場合
・日付変更時刻を過ぎた段階で打刻忘れがある場合、打刻忘れアラートが発生する。
・当日を含む過去日での「就業条件設定」「個別就業設定」「組織・雇用区分」の変更を行い、
当日に実績計算がされた場合にも発生する。
労働日区分が「労働日」であり、かつ休暇ではない日に出退勤の実績両方が存在しなかった場合に発生する。
以下のいずれかを実施することで解除される。
・出勤時刻と退勤時刻を入力
・勤務処理で「欠勤」を追加する
・休暇処理を追加する
・労働日区分を「労働日」以外にする
労働日区分が「法定休日」「所定休日」「振替休日」の日に出退勤の実績が入った場合に発生する。
以下のいずれかを実施することで解除される。
・勤務処理に「休出」を追加する
・労働日区分を「労働日」にする
【B】勤務状態を確認するアラート
「遅刻」「早退」などのアラートは、実績の出勤時刻や退勤時刻を変更することでも解除できますが、「締め/確定」でも解除することが可能です。
締めや確定をすることにより「勤務状況(遅刻)を管理者が確認した」と認識し、アラートは「解除」されます。
※この種別のアラートはマイページのトップでは表示されていません。
休憩時間が「アラート設定」にて設定する休憩時間に足りない、または超過する場合に発生する。
※規定休憩はアラート対象外となります。
実績休憩時間を「アラート設定」にて設定した休憩時間内に変更することでも解除される。
■予定ー実績
実績出勤時刻が予定開始時刻(早出(開始)が入力されている場合には、早出(開始))より、「アラート設定」にて設定した時間以上に早い場合に発生する。
実績の出勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
■打刻ー実績
打刻出勤時刻が実績出勤時刻より、「アラート設定」にて設定した時間以上に早い場合に発生する。
実績の出勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
■INー実績(プレミアムプランのみ対応)
IN(入館/PCのログオン時刻)が実績出勤時刻より、「アラート設定」にて設定した時間以上に早い場合に発生する。
実績の出勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
・「予定-実績」の乖離アラートは半休、時間休取得時は「休暇のみなし出退勤時刻で判定がされます。
・休暇のみなし労働時間について
・「早すぎる出勤」「遅すぎる退勤」のアラートの理由必須はどのように利用するのでしょうか?
・Jasmy Secure PC(PCログオン管理)
・AIZE Biz(AI顔認証入退場管理)
・Safie(クラウド型入退場管理)
・乖離時間がちょうどの場合、アラートは発生しません。
(例)
0:30と設定し、0:30の乖離が発生した場合にはアラート対象外、0:31の乖離からアラート発生
■予定ー実績
実績退勤時刻が予定終了時刻(残業(終了)が入力されている場合には、残業(終了))より「アラート設定」にて設定した時間以上に遅い場合に発生する。
実績の退勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
■打刻ー実績
打刻退勤時刻が実績退勤時刻より「アラート設定」にて設定した時間以上に遅い場合に発生する。
実績の退勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
■OUTー実績(プレミアムプランのみ対応)
OUT(退館/PCのログオフ時刻)が実績退勤時刻より「アラート設定」にて設定した時間以上に遅い場合に発生する。
実績の退勤時刻を「アラート設定」にて設定した時間内に変更することでも解除される。
アラート削除に理由必須とすることが可能。締め/確定に削除必須とすることも可能。
・「予定-実績」の乖離アラートは半休、時間休取得時は「休暇のみなし出退勤時刻で判定がされます。
・休暇のみなし労働時間について
・「早すぎる出勤」「遅すぎる退勤」のアラートの理由必須はどのように利用するのでしょうか?
・Jasmy Secure PC(PCログオン管理)
・AIZE Biz(AI顔認証入退場管理)
・Safie(クラウド型入退場管理)
・乖離時間がちょうどの場合、アラートは発生しません。
(例)
0:30と設定し、0:30の乖離が発生した場合にはアラート対象外、0:31の乖離からアラート発生
早すぎる出勤/遅すぎる退勤は、「アラート削除に理由必須」「締め/確定時に削除必須」と設定することにより、従業員が早すぎる出勤・遅すぎる退勤に対し理由を入力しない場合には締めが行えないように設定できます。
・AKASHI上では理由の内容は判定ができないため、理由欄に文字が入力された状態となった際にはアラート削除が可能となります。
休暇日に出勤実績が入った場合に発生する。(予定時間と同じ時間数となる時間休を取得した場合も該当)
以下のいずれかを実施することでも解除される。
・休暇処理を削除する
・出退勤時刻(休憩含め)を削除する
実績出勤時刻が予定開始時刻よりも遅い場合に発生する。
画面からの実績修正時や、既に「遅刻」「電車遅延」で承認済みの場合はアラート発生しない。
以下のいずれかを実施することでも解除される。
・実績の出勤時刻を予定開始時刻以前に変更
・勤務状況を「遅刻」「電車遅延」に変更。
実績退勤時刻が予定終了時刻よりも早い場合に発生する。
画面からの実績修正時や、既に「早退」で承認済みの場合はアラート発生しない。
以下のいずれかを実施することでも解除される。
・実績の退勤時刻を予定終了時刻以後に変更
・勤務状況を「早退」に変更
深夜労働時間が算出された場合に発生する。
実績の労働時間を深夜労働時間外に変更することでも解除される。
【C】月度に対するアラート
残業時間閾超えなどのアラートは日次ではなく、月次での集計値でトップ画面に表示されます。
また、アラート一覧画面には表示されません。
このアラートに関しては、実績の修正や「締め/確定」では解除されません。
トップ画面の表示は二ヶ月後にクリアされます。
累計月間残業時間がアラート設定で設定される閾値を超えた場合に発生する。
5段階まで設定可能。それぞれの閾値を超えた場合に発生。
累計残業時間が指定された残業時間数を下回ると解除される。
前月度、当月度がアラート対象範囲。
見込み時間外(普通労働者見込時間外/フレックス見込時間外)がアラート設定で設定された閾値を超えた場合に発生する。
5段階まで設定可能。それぞれの閾値を超えた場合に発生。
見込み時間外が指定された時間数を下回ると解除される。
前月度、当月度がアラート対象範囲。
■見込み時間外閾値超え(実績時間のみを用いる)
「普通労働者見込時間外(実績値に基づく)」「フレックス見込時間外(実績値に基づく)」が設定された閾値を超えた場合に発生する。
■見込み時間外閾値超え(入力された見込時間を用いる[労働日のみ])
「普通労働者労働日見込時間外(入力値に基づく)」「フレックス労働日見込時間外(入力値に基づく)」が設定された閾値を超えた場合に発生する。
■見込み時間外閾値超え(入力された見込時間を用いる[休日労働含む])
「普通労働者見込時間外(入力値に基づく)」「フレックス見込時間外(入力値に基づく)」が設定された閾値を超えた場合に発生する。
【D】その他のアラート
プレミアムプラン対応のアラートです。
週の累計実働時間がアラート設定で指定される時間を超える場合に発生する。
週の累計実働時を設定時間より少なく変更することでも解除される。
実績退勤時刻と翌日実績出勤時刻(実績開始時刻がない段階では翌日の予定出勤時刻)が個別就業設定に設定した時間未満になった場合に発生する。
前日実績退勤時刻と該当日実績出勤時刻間を設定した時間以上とすることで解除される。
工数の未入力が発生した際に発生する。
当日の退勤打刻後までに前日の工数未入力が発生するとアラート通知が行われる。