管理監督者について
労働時間の決定やその他の労務管理について、経営者と一体的な立場にある従業員の労働区分です。
そのため、休暇のみなし労働時間の設定や申請制残業の設定はありません。
また、深夜時間や残業時間などの集計値をON/OFFすることが可能です。
「管理監督者」は「休暇の労働時間」「事業場外(直行/直帰/出張)の労働時間」の設定がありません。休暇の労働時間は固定で「予定時刻に合わせる 半休4時間(法定労働時間の半日分)」で設定されています。また、事業場外の労働時間も固定で「予定時刻に合わせる」で設定されています。
管理監督者テンプレート 各項目について
■労働区分
プルダウンより「管理監督者」を選択します。
■所定労働時間
所定労働時間を入力します。
・所定労働時間は「残業時間」「所定不足時間」の算出や、休暇時間利用時の切り崩しの単位となります。
■予定時刻設定
「予定時刻設定」にて一週間の予定を作成します。年休自動付与に用いる週の労働日数の設定もこちらで行います。
① 所定休日、法定休日の曜日にチェックを入れます。
② 所定の出勤時刻、退勤時刻を入力します。
※所定休日、法定休日を指定した曜日には入力できません。
③休憩開始、終了時刻を入力します。
※休憩時刻を複数設定したい場合は、追加ボタンをクリックすると、休憩時刻入力欄が追加されます。
削除ボタンを押すと、入力した休憩時刻の値が消去されます。
※設定する時刻が各曜日同じ場合は、「複製」ボタンを利用すると入力する手間が省けるので便利です。
■規定休憩
規定休憩の設定についてプルダウンから選択します。
「従業員は表示のみ」または「従業員も修正可」を選択すると、労働時間に合わせた休憩時間を設定できます。また、規定休憩の計算時に私用外出を実績休憩時間と同様にみなす設定のON/OFFも設定します。
LINK 規定休憩設定
LINK 規定休憩の設定ごとの控除時間パターン例
LINK 規定休憩の自動計算について
■時間帯別集計項目
プレミアムプランのみの機能となります。詳しくは以下を確認してください。
LINK 時間帯別集計
■翌日の予定時刻を超えた退勤打刻の扱い
「翌日の退勤打刻として扱う」とした場合、日を跨いだ退勤打刻が翌日の予定出勤時刻より後の場合、翌日の退勤実績として反映します。
LINK 打刻の実績への反映について
■集計値のON/OFF設定
① 遅刻・早退集計のON/OFFを選択します。
② 深夜時間集計のON/OFFを選択します。
③ 残業時間集計のON/OFFを選択します。
④ 平日労働集計のON/OFFを選択します。
⑤ 休日出勤集計のON/OFFを選択します。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、打刻による勤務処理への「遅刻」「早退」入力が行われないようになります。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、遅刻・早退・電車遅延に関する集計項目に算出されないようになります。
・遅刻・早退集計をOFFとした場合、申請や修正の際、予定時間との差異があった場合でも勤務処理に「遅刻」「早退」の入力が不要となります。
■従業員入力可否設定
従業員入力可否設定を設定します。
・「午前半休+午後半休」は午前半休+午後時間利用など時間利用にも制御が適用されます。
・「見込勤務」は入力可/入力不可/非表示から選択可能です。非表示とした場合には、項目自体が表示されないようになります。
■シフト作成時のアラート表示
プレミアムプランのみの機能となります。利用しない場合には設定の必要はありません。
詳しくは以下を確認してください。
LINK シフト設定
LINK シフト画面のアラートと実績のアラートについて
■工数管理の設定
プレミアムプランのみの機能となります。利用しない場合には設定の必要はありません。
詳しくは以下を確認してください。