1.多段階承認について
多段階での承認を行う際には、組織の階層が申請の階層となります。
ただし、組織階層には必ず最上位として「企業」が存在します。
従って、上記の場合、「企業」まで含めた階層は「4階層」です。
それぞれの立場での階層については、以下のようになります。
2.承認のスキップについて
申請階層の途中で不在の管理者が出た場合、申請はそこでストップしてしまいます。
こういった場合のために、上位の管理者が代行承認ができるように、スキップして承認をする設定が可能です。
申請を行う従業員(上記の場合Dさん)の共通就業設定にて「下位承認を必須としない」とした場合、その申請種別では上位の承認者によるスキップ承認が可能となります。
(例1)上位管理者がスキップをしない設定の場合
共通就業設定の画面で「下位承認を必須とする」となっていた場合には、その申請種別は上位の管理者による承認が段階ごとにすべて行われないと出勤簿に反映しません。
①直販グループリーダーが申請に関し未承認だった場合、②営業課長の申請一覧画面は以下のように「下位承認待ち」となります。
「申請あり」のボタンをクリックすると、モーダル画面上でも下位承認がされていないことが確認できます。
①直販グループリーダーの承認が行われていない状態で②営業課長が承認をしようとすると、以下のようなエラーが発生します。
下位の承認が行われると、申請一覧画面上から「下位承認待ち」の表示が消えます。
「申請あり」のボタンをクリックすると、モーダル画面上でも下位承認がされたことが確認できます。
②営業課長の承認も行えるようになります。
(例2)上位管理者がスキップをする設定の場合
共通就業設定の画面で「下位承認を必須としない」となっていた場合には、その申請種別は上位の管理者によるスキップ承認が可能となります。
②営業課長がこの申請に関し未承認だった場合、③営業部長の申請一覧画面は以下のように「下位承認待ち」となります。
「申請あり」のボタンをクリックすると、モーダル画面上でも下位承認がされていないことが確認できます。
この申請に関しては③営業部長の承認にて、②営業課長をスキップすることが可能です。スキップ承認も通常の申請と同様に承認を行います。
承認履歴では「営業課」の承認をスキップしたことがわかるようになります。
3.通知メールの種類について
共通就業設定にて申請・承認の通知メールを「利用する」とした場合、従業員が申請した場合や管理者が承認した場合に、以下のようなメールが送信されます。
①従業員から申請が上がった際の通知メール
上記の①にあたるメールは以下のような文面で送信されます。
Subject:【申請】【組織】【申請者氏名】【申請種別】 申請対象日 申請をご確認ください。
本文:申請対象日と申請理由が記載されます
②下位管理者が承認を行った際の通知メール
上記の②にあたるメールは以下のような文面で送信されます。
Subject:【申請】【組織】【申請者氏名】【申請種別】 申請対象日 申請をご確認ください。
本文:申請対象日と申請理由が記載されます。
③すべての必要な承認が行われ、出勤簿に反映した際の通知メール
上記の③にあたるメールは以下のような文面で送信されます。
Subject:【承認】 申請対象日 申請をご確認ください。
本文:承認対象日と管理者コメントが記載されます。
④管理者が却下した際の通知メール
上記の④にあたるメールは以下のような文面で送信されます。
Subject:【却下】申請対象日 申請をご確認ください。
本文:却下対象日と管理者コメントが記載されます。
⑤従業員が申請を取り下げた際の通知メール
上記の⑤にあたるメールは以下のような文面で送信されます。
Subject:【取り下げ】【申請者氏名】申請対象日 申請をご確認ください。
本文:却下対象日が記載されます。